2025年06月08日
– 初めての不動産購入でも安心!重要事項説明で“聞くべきこと”
こんにちは!株式会社リブルの大野です。
不動産を買う前には「重要事項説明」という契約前の説明があります。
でもこの場面、専門用語が多くて「何を言ってるのか分からない…」と感じる方も少なくありません。
だからこそ、事前に“聞くべきポイント”を知っておくことが大切なのです。
「重要事項説明」って、なんでそんなに大事なの?
不動産を買う前には、宅地建物取引士(宅建士)から「重要事項説明」という説明を受けます。
これは、契約する物件についての“本当の姿”を知るための大切な時間です。
でも実際には、専門用語が多くて「何を言ってるのか分からない…」と感じる方も少なくありません。
たとえば「用途地域」「借地権」「抵当権」など、聞き慣れない言葉が次々と出てきて、頭が混乱してしまうことも。
それでもこの説明をしっかり理解しておくことで、後から「こんなはずじゃなかった…」という後悔を防ぐことができます。
契約後にトラブルが起きても、「説明されていた内容に同意した」とみなされるため、聞き逃しや理解不足は大きなリスクになってしまいます。
つまり、「聞く力」が安心につながるのです。
重要事項説明は、ただ聞くだけの場ではなく、「納得して買うための確認タイム」。
わからないことは遠慮せず聞いてOK。むしろ、聞くことで自分の不安や疑問をクリアにできる貴重なチャンスです。
とはいえ、「何をどう聞けばいいの?」と迷ってしまう方も多いはず。
そこで今回は、重要事項説明の場で“必ず確認しておきたい5つのポイント”を、わかりやすくまとめました。
専門用語に惑わされず、自分の目でしっかり納得できるように、ぜひ参考にしてみてください。
1.物件の基本情報は“登記簿通り”か確認しよう
まずは物件の所在地、面積、築年数などが登記簿と一致しているかを確認しましょう。
とくに「用途地域」や「建築制限」があると、将来的なリフォームや建て替えに影響することも。
聞き方の例:「この物件は将来的に建て替えできますか?制限はありますか?」
2.管理費・修繕積立金は“将来も払えるか”を考える
マンションの場合、毎月の管理費や修繕積立金は、購入後もずっと支払うもの。
今は安くても、将来的に値上げされる可能性もあるので、「改定予定はありますか?」と聞いておくと安心です。
聞き方の例:「この金額は今後変わる可能性ありますか?」
3.災害リスクは“ハザードマップ”で確認
神奈川県や静岡県では、海沿いや山沿いの地域に浸水・土砂災害のリスクがある場所も。
重要事項説明では、ハザードマップの提示が義務づけられています。
聞き方の例:「この地域はハザードマップでどんなリスクがありますか?」
4.設備の状態は“現状渡し”に注意
エアコン、給湯器、キッチンなどの設備は、基本的に「現状渡し」が多いです。
故障していても、契約後は自己負担になることもあるので、事前に確認を。
聞き方の例:「設備に不具合や交換履歴はありますか?」
5. 契約解除の条件は“ローン特約”の有無をチェック
住宅ローンが通らなかった場合に契約を解除できる「ローン特約」があるかどうかは超重要。
また、手付金の扱いや違約金の条件も、万が一のために確認しておきましょう。
聞き方の例:「ローンが通らなかった場合はどうなりますか?手付金は戻りますか?」
不動産購入は、人生の中でも大きな決断のひとつ。
だからこそ、「重要事項説明」はただ聞くだけではなく、“納得するまで確認する”ことが大切です。
専門用語が多くて戸惑う場面もあるかもしれませんが、わからないことは遠慮せず聞いてOK。
むしろ、聞くことで安心につながり、後悔のない住まい選びができます。
今回ご紹介した5つのポイントを参考に、ぜひ「自分の目で確かめる」姿勢で説明を受けてみてください。
あなたの理想の住まいが、安心と納得のもとで手に入りますように。
