• トップトップ
  • ブログ一覧
  • 「大手だから安心」は本当?不動産売却で会社名より大切にしたいこと

2026年06月10日

「大手だから安心」は本当?不動産売却で会社名より大切にしたいこと

こんにちは、株式会社リブルの大野です。

不動産の売却を考えたとき、

「やっぱり大手の不動産会社なら安心かな」

そう思われる方も多いのではないでしょうか。

もちろん、大手不動産会社には、知名度や豊富な取引実績、大きなネットワークなど、

大手ならではの強みがあります。

一方で、不動産は一つとして同じものがありません。

立地や築年数、建物の状態はもちろん、

「いつまでに売りたいのか」
「できるだけ高く売りたいのか」
「そもそも今、売るべきなのか」

によっても、最適な方法は変わります。

だから私たちは、

「大手か中小か」ではなく、「その不動産に合った戦略を一緒に考えてくれる会社か」

という視点も大切にしていただきたいと考えています。

今回は、不動産会社を選ぶ際に、ぜひ知っておいていただきたいことをお話しします。

知っておきたい「両手仲介」と「囲い込み」

 

不動産仲介には、大きく分けて「片手仲介」と「両手仲介」があります。

売主様と買主様を別々の不動産会社が担当するのが「片手仲介」。

一つの不動産会社が売主様と買主様の双方を仲介するのが「両手仲介」です。

両手仲介そのものが悪いわけではありません。

一つの会社が双方を仲介することで、話がスムーズに進むケースもあります。

ただ、ここで売主様に知っておいていただきたいのが「囲い込み」です。

売却を依頼された不動産会社が、自社で買主様を見つけることを優先するあまり、

他の不動産会社からの問い合わせや紹介を制限してしまえば、売主様にとって大切な

「買ってくれる人と出会う機会」が狭くなってしまう可能性があります。

売主様にとって重要なのは、仲介会社がどこかということよりも、

「より良い条件で購入してくださる買主様と出会えるか」

ではないでしょうか。

リブルでは、物件を囲い込みません

 

リブルでは、お預かりした物件を自社だけで抱え込むことはしません。

大手不動産会社を含め、他の不動産会社にも積極的に情報を共有し、

購入を検討している方との接点をできるだけ広げていきます。

私たちが大切にしているのは、

「どの会社が買主様を見つけたか」ではなく、「売主様にとって良い売却になったか」

ということです。

もし大手不動産会社が良い買主様を見つけてくださったのであれば、それも売主様にとって

大切なご縁です。

会社の都合でその可能性を狭めるのではなく、さまざまな不動産会社と協力しながら、

より良い条件で購入してくださる方を探していく。

それが、リブルの考える売却活動です。

「売れる価格」と「価値を引き出して売る価格」は同じとは限りません

 

もう一つ、不動産会社を選ぶときに考えていただきたいのが、

「その物件にどこまで手間をかけてくれるか」

ということです。

大手不動産会社は、豊富な実績や知名度、大きなネットワークを持っている一方で、

一人の担当者が多くの物件を抱えているケースもあります。

限られた時間の中で多くの物件を扱うことになれば、一つの物件だけに時間をかけて、

建物の状態を細かく調べる。

過去のメンテナンス履歴を整理する。

古い建物なら、リノベーションによって価値を高められないか考える。

図面や資料を整え、その物件ならではの魅力を見つける。

そして、その魅力が買主様に伝わる販売方法を考える。

――といったところまで、必ずしも十分に手が回らない場合があります。

査定についても、周辺の成約事例や築年数、広さなどから「現在の状態で売りやすい価格」

を算出することと、時間をかけてその不動産の価値を掘り起こすことは、少し違います。

もちろん、できるだけ早く売却したい売主様であれば、スピードを優先した販売方法が

適している場合もあります。

ただ、売却を急いでいないのであれば、

「今の状態ならいくらで売れるか」だけでなく、「もう少し価値を高める方法はないか」

という視点も持ってみてほしいのです。

古い建物も「古いから」という理由だけで判断しません

 

築年数が経過した建物について、

「古いから建物に価値はありません」
「解体して土地として売りましょう」

という話になることがあります。

もちろん、建物の状態によっては、解体して土地として売却した方が良いケースもあります。

でも、本当にそれが一番良い方法でしょうか。

古い建物であっても、状態や立地、建物そのものの魅力によっては、リノベーション

することで新しい価値が生まれる可能性があります。

そこでリブルでは、

「そのまま売却するのが良いのか」

「リノベーションして価値を高めた方が良いのか」

「建物を残した方が次の買主様に喜ばれるのか」

「解体して土地として売却した方が良いのか」

といった選択肢を一つひとつ考えます。

建物の状態はどうなのか。

これまでどんなメンテナンスがされてきたのか。

残せる設備や魅力はないか。

リノベーションすれば、今までとは違う買主層にアプローチできないか。

そうしたことを検討していくことで、売り方そのものが変わることがあります。

不動産は、少し手を加えたり、見せ方を工夫したりすることで、印象が大きく変わることがあります。

だからリブルでは、単に

「いくらなら売れそうか」

を考えるだけではなく、

「この不動産の価値を、どうすればもっと引き出せるだろう?」

というところまで考えることを大切にしています。

「今すぐ売る」だけが正解とは限りません

 

不動産会社に相談すると、

「売却することを前提に話が進みそうで不安……」

という方もいらっしゃると思います。

でも、ご事情によっては、今すぐ売却しない方が良いこともあります。

たとえば、ご実家を相続したものの、すぐに売るかどうか決められない場合。

その間、空き家の状態が続けば、建物の劣化や庭木、雑草、防犯など、さまざまな心配が

出てきます。

そのような場合には、売却を急ぐのではなく、まずは空き家として適切に管理しながら、

これからどうするかをゆっくり考える方法もあります。

土地についても同じです。

すぐに売却するのではなく、土地を有効活用する方法がないかを考えることもできます。

たとえばリブルでは、条件が合えば土地を借り上げ、駐車場として運用するなど、

その土地から収益を生み出す方法も一緒に検討します。

大きな利益を目指すだけではありません。

「固定資産税の負担分だけでも、土地自身に稼いでもらう」

という考え方もあります。

売る。

貸す。

活用する。

管理しながら待つ。

不動産には、いろいろな選択肢があります。

だからこそ、最初から「売却ありき」で考える必要はないと私たちは思っています。

大切なのは、会社の大きさより「どこまで一緒に考えてくれるか」

 

大手不動産会社には、大手ならではの良さがあります。

地域の不動産会社には、地域の不動産会社だからこそできることがあります。

ですから、

「大手だから絶対に安心」

でも、

「大手だから良くない」

でもありません。

大切なのは、会社の名前や規模だけではなく、

「自分の不動産をどうすればより良い形で次につなげられるのか、きちんと考えてくれる会社かどうか」

だと思います。

不動産会社を選ぶときには、ぜひ担当者にこんなことを聞いてみてください。

「この物件を、どうやって売りますか?」

「他の不動産会社にも積極的に紹介してもらえますか?」

「古い建物ですが、活かす方法はありますか?」

「リノベーションしてから売る選択肢はありますか?」

「今すぐ売らない場合、どんな方法がありますか?」

こうした質問に対して、単に査定価格を提示するだけではなく、その理由や具体的な方法、

メリット・デメリットまで一緒に考えてくれる会社であれば、安心して相談しやすいのでは

ないでしょうか。

不動産の「これから」を一緒に考えます

 

不動産の売却は、一生のうちに何度も経験するものではありません。

だから、

「何から始めればいいのかわからない」

「売った方がいいのか、それすら決めていない」

そんな状態でも構いません。

リブルでは、売却することだけをゴールにはしていません。

囲い込まず、大手を含めた他の不動産会社にも広く情報を共有して、買主様を探す。

古い建物なら、リノベーションなどによって新しい価値を生み出せないか考える。

すぐに売らないのであれば、空き家として管理しながら将来を考える。

土地なら、駐車場などとして活用し、維持費や固定資産税の負担を少しでも軽くできないか

考える。

そうやって、

「この不動産を、これからどうするのが一番いいだろう?」

というところから、売主様と一緒に考えていきたいと思っています。

手間をかけずに早く売ることが、その方にとって一番良い場合もあります。

反対に、少し時間をかけて建物の魅力を掘り起こしたり、別の活用方法を考えたりした方が

良い場合もあります。

答えは、不動産によっても、売主様によっても違います。

だからこそ、

大手か、中小か。

会社の名前だけで決めるのではなく、

「この不動産のことを、どこまで真剣に考えてくれる会社なのか」

そんな視点で、不動産会社を選んでみてください。

まだ売ると決めていなくても構いません。

「こんな不動産があるんだけど、どうしたらいい?」

そんなところから、どうかお気軽にご相談ください。